
こんにちは。一条工務店の家に住んで10年になるぷうみんです。
「二世帯住宅にしようか悩んでいるけど、不安…」
「完全同居って本当に大丈夫なの?」
そんな気持ち、私もよく分かります。
我が家は二世帯住宅として建てました。
二世帯住宅には「完全同居」「部分共有」「完全分離」などいくつかの形があります。
我が家はその中でも【完全同居型】。玄関やキッチン、お風呂もすべて一緒に使うタイプです。
【完全同居型】は、お互いの生活が近いためストレスが大きくなりがちです。
特に生活リズムが違うと、お互いに知らず知らずのうちにストレスを抱え込むことに。
この記事では、私たちが生活動線や収納を工夫して「ここは良かった」と思えたポイントをご紹介します。
これから二世帯住宅を考えている方の参考になれば嬉しいです。
この記事はこんな方におすすめです
- これから二世帯住宅を建てる予定の方
- 同居は決まっているけど、快適に暮らせるか不安な方
- 二世帯に興味があるけど、なかなか決断できない方
- 収納や動線を工夫して、家をもっと快適にしたい方
我が家の家族構成
当時40代夫婦(子供なし)と夫の親の二世帯の4人家族でした。
当初は、「部分共有」や「完全分離」も考えましたが、コスト的に無理だと判断しました。
二世帯住宅は、どこまで共有部分を作るかにもよりますが、設備やスペースが余計に必要になります。
結果的にコストが高くなります。
一条工務店で建てる時、二世帯完全同居の間取りで工夫したこと

二世帯住宅なので、親世帯と子世帯の生活動線を分けることを意識しました
我が家の間取りで特に意識したのは、親世帯と子世帯の生活動線を分けることです。
1階は親世帯、2階は子世帯が過ごすスペースに分け、それぞれが自分の時間を快適に過ごせるようにしました。
リビングやダイニングは 共有スペース として配置し、家族が自然に集まれる空間を確保しています。
仕事を引退した親世帯と仕事現役の子世帯は、生活リズムが全く違うため想像以上にストレスがありました。
親世帯が夜8時30分ごろ就寝するのに、子世帯は仕事から帰り、ようやく夕食時間です。
1階に親世帯の寝室があり、近くに共有のダイニングキッチンがあるので音や、人の行き来が気になると思いました。
そこで生活動線を良くすることで、お互いの生活リズムを妨げないように工夫しました。
- 親世帯・・・緑矢印
- 子世帯・・・赤矢印

- 「生活動線を分ける」→ プライバシー確保、ストレス軽減
- 「共有スペース」→ 家族の交流も大切に
玄関から直接2階に行けるように、リビングイン階段もやめました

展示場では「リビングイン階段って素敵だな」と思っていました。
ですが、リビングイン階段にすると、2階へ行くときに必ずリビングを通る必要があります。
それではお互いのプライバシーが守りにくいと感じたため、我が家ではあえてリビングイン階段を採用しませんでした。
二世帯住宅なので、親世帯と子世帯の収納スペースを広く取り分けることにしました
親世帯の物と子世帯の物が一緒になると、管理しづらくなるので、収納スペースを広く取ることを重視しました。
1階の収納スペースはこのようなところです。
- 玄関付近
- 和室
- 寝室
- 階段下
収納スペースを多く取ったので、居住スペースがスッキリしました。

収納スペースが広いとどんなメリットがあるの?



収納スペースが大きいことで、よくお客さんに片付いているねと言われます。掃除がしやすいのもメリットです!
まとめ
二世帯住宅は「暮らしやすいかどうか」が心配ですよね。
我が家も最初は不安でしたが、親世帯と子世帯の生活動線を分け、収納を工夫することで、日々の生活がぐっとスムーズになりました。
家族が集まるリビングやダイニングは共有スペースとして確保しつつ、それぞれの時間も大切にできる間取りになったのが嬉しいポイントです。
これから二世帯住宅を考えている方や、家族の多い家で快適な暮らしを目指している方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
また我が家は二世帯住宅で広い屋根になったので、太陽光もたっぷり載せています。実際の発電量はこちらの記事で紹介しています。

